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ワンオクのライブで21名が搬送された話

by かやれん

ONE OK ROCK「Ambitions Japan Tour」の幕張メッセ1日目の事件についてです。

ニュースにもなっていたので知ってる人もいるかもしれません。

僕はちょうどそのライブで「巻き込まれた側」なので当時の状況を詳しく書こうと思います。

ニュースでは、救急車で21名が搬送されたと報じられていました。


熱狂するライブも中盤に差し掛かったとき、Takaが「ボクたちもアコギやります」と言いました。

僕はそのとき、どこでやるんだろう?と疑問に思ったのを覚えています。

なにせ幕張展示場9-11ホールはオールスタンディングのため、ふだんのアコギ用の小ステージが併設されていなかったからです。

そう思っていた次の瞬間、ファンの歓喜の絶叫とともにメンバーがBブロック通路の狭いお立ち台に姿を現しました。

まさか、こんな通路の真ん中でやるとは思っていなかった。

誰しもがそう感じたことでしょう。メンバーが近くにいるという興奮が一瞬でBブロックを包みました。

そこからは、地獄。

目の色を変えた大勢の人が通路側に押しかけました。

とうぜん今まで通路側にいた人たちが後方から押しつぶされます。

僕は「押された側」でした。

一瞬で通路側はドミノ倒しになり、人々の悲鳴に変わりました。

しかし「押した側」はTakaが近くにいる興奮から、後ろに下がろうとはせず、さらに詰めてきます。

「下がれよクソ野郎!」「痛い痛い痛い!」という怒号が飛び交いました。

演奏も一時中断になり、あとはニュースで報じられてた通りです。

この出来事は、誰が悪いというわけではありませんでした。


しかしTakaはそのような悲惨な出来事に責任を感じ申し訳なさそうにしつつ、ライブの終盤でこのような事を言いました。

「ボクたちはアイドルじゃありません」

「ワンオクがいなかったら死ぬという人がいますが、それはただの勘違い野郎です」

「ボクたちがこれから作る音楽は、みんなの背中を押すものじゃない」

「ボクたちがカッコイイと思う音楽で勝負して、頑張ってる姿を見せることで背中を押したい」

「ボクたちは、いつだって自分たちのためにバンドをしています」

この言葉は、海外公演で最前列を陣取っている日本のファンへのTakaの苦言がニュースになった時と、同じようなメッセージを含んでいました。

ここ数年で、ワンオクの知名度は一気に国内外で上がりました。

かつて厨二バンドと言われていたワンオクのライブには、たくさんの中高生や女性のファンが来るようになりました。

それによって良きも悪きも、ワンオクの激しいライブに慣れていない人達が今回のような犠牲になってしまったのです。

「Aブロ最前列の人たちは、ダイバーに蹴られても怒る気持ちは分かるけど、ワンオクのライブはそういうものだと分かった上で来て欲しい」

Takaはそう言ってましたが、ワンオクを最近好きになった人たちはそれを理解していません。

言い方は悪くも、「アイドルバンド」になってしまった人気と、根っからの激しいファンの軋轢が、今回の事件に繋がってしまいました。

次回のツアーから幕張のようなオールスタンディングの会場でライブをしなくなる可能性もあります。

僕もドミノ倒しの餌食に遭い、しばらく身体が痺れていました。

ライブ自体はものすごく良かったのですが、このような事があるとバンド自体が世間から白い目で見られてしまうので、少し不安です。

去年の渚園のときもファンのマナーの悪さが問題になりましたが、今後はもっと最悪の自体を想定してライブを行う必要が出てくると思います。

とりあえず、ドミノ倒しで身動きの取れなかった僕を引っ張り上げてくれたおっさんに感謝。

まぁワンオクのライブで負傷なんて当たり前だから、正直それよりもアンコール前のアンサイズニアが湧き起こらなかったことの方が重大だ!

文章まとまりませんがこのへんで。


かやれん
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