LOG IN

最終ベルが鳴る前に

by かやれん

ずっと疑問に思ってたことがある。

なぜ、何年も一緒にいたカップルがある日突然別れてしまうのか。

あんなに幸せそうな顔をして記念日を数えあっていた2人が、なぜ別れてすぐに他の人と簡単に付き合えるのか。

それはきっと、2人にしか分からない。

でも、長い間一緒にいるなかできっと見えないズレが少しずつ、少しずつ見えないところで見えないように積もって、気付いた時には割れてしまっているんだと思う。

最初の頃は新鮮で、手を繋ぐことも恥ずかしくて、好きという言葉は簡単に言えた。

でも時間が経って、少しずつ慣れていって、手を繋がなくなって、些細な事で喧嘩が増えていって、相手のことが好きか分からなくなる。

僕は今まで、好きな人に「優しすぎる」と言われてきた。

それはきっと僕が自分に自信がなくて、嫌われたくなかったからだと思う。

そんな見えない違和感(ズレ)は時が経つにつれ重くなって、持ち上げられなくなって、持ち上げる気もなくなってしまう。

お互いが「好き」を維持するためには、それなりの努力が必要だ。

相手を「許す」ということ。自分の内面を「磨く」ということ。お互いに「話す」ということ。お互いを「信じる」ということ。

なんの努力もしてないのに、合わない気がする、もっといい人がいるよ、と諦めることほど残念なことはない。

その努力をし続けてきた2人だけが、その後の人生も背負い合えるのだと思う。

僕は、自分に自信がない。

だからあの子がいつ自分に興味がなくなるのか不安だし、どうしても余計なことばかり言ってしまう。

でも、一緒に居てくれればそんなことどうでもいい事だと気付いた。

お互いが「好き」という気持ちさえあれば、他のことはどうでもいい事だと気付いた。

自分さがしの途中に、自分みがきの項目も入れておこう。

もっと自分を大切にしよう。

相手に頼ることと依存することは違う。

僕はあの子を幸せにするために、自分の人生に一生懸命になろうと思った。

OTHER SNAPS